親指、筋肉痛、、、今の悩み。 | 府中人 府中の賃貸不動産屋で働く社長のblog/ネット不動産奮闘記

親指、筋肉痛、、、今の悩み。

エレキベース奏法研究家のアーバン高野です。(笑)
マニアックな事をやってるもんで、この間、友達の大山さんにそう言われました。くくくっ。


(肘を突っ張ってボディに乗せてません。)

リンレイ・マルト、、、ザヴィヌル・シンジケートの最後のベース奏者、アフリカ出身のようですがリチャード・ボナ同様かなり強力。
最近流行の脱力系ソフトタッチからは考えられないような強いアタック。

右肘を上に突っ張って上腕をボディから浮かせ、薬指、小指を開いたままの昔ながらの奏法なんです。


(親指の力具合、かなり力を乗っけてますね。)

見れば分かりますが、親指を支点にして親指にかなりの力が加わってるのが分かると思います。(弦がしなってるでしょ!)
これを昨日真似してたら、親指が筋肉痛になりました。がっははは。(よわっ!!)

この弾き方はジャコ頃のオーソドックスなもので、昔はこれをみんな真似した、、、と言っても動画とかは勿論無かったから、ジャズ雑誌に写る小さい写真から見て真似したんだけどね。

最近のテクニック系は上腕をベースボディに乗せて指先で弾くのが主流。
ビクター・ウッテン、ジョン・パティトゥッチ、ゲイリー・ウィリス、ジェフ・バーリン、ジェフ・アンドリュース、トム・ケネディのおっさんなどなど、みんな右上腕をベースボディに乗っけてます。
5、6弦になって低音弦のミュートの問題があるのがひとつの理由なんだと思うけどね。

日本人だと、この間、ボクが真似していた岡田治郎さんなんかは上腕ノッケタイプ。
その代わり、手首の角度をゆるくする為に親指はかなり開いてます。


(親指が開いてます。)

逆にノッケ無いタイプはベース忍者の今沢カゲロウさん、濱瀬さんのお弟子さん清水玲さんなどは右腕上腕をボディに付けない事を推奨してます。(手首の角度が付いてキツくなるからね。)
亡くなった青木智仁さんなんかもノッケてなかったなぁ~。

このノッケ無い弾き方だと右手首の角度が無くなるのでそこが楽になる事と、動きの範囲は腕の上下で広くなるのが利点。
ただ練習時、イスに座って右足にベースを乗せて弾くと、ベース自体がフラフラして安定しません。(ストラップが必須)

また、多弦だと一箇所に親指を固定してると4弦では気にならなかった低音弦のミュートの問題があるんだよね。
良くやるのは右親指側面を低音弦に滑らせるように乗せるのが一般的。
そうすると必然的に右腕上腕をボディに付けて支点にしておいた方が楽。
ただ、これすると指の進入角度がまたまた深くなったりして、ここのコントロールが難しいんだ。


(画像はまだ緩いか?もっと内へ向けるんだよ。)

あと、右手指先の向きが問題でね。
ゲイリー・ウィリスみたいにボディ側に極端に向けてるタイプ。アドリアン・フェローなんかもかなり内側に向けてたよ。
ジェフ・バーリンやパティトゥッチ、トム・ケネディのおっさんなんかは逆に外、ブリッジ側の方に向けるんだ。(人差し指と中指の長さが違うからこれで調整してるんだ。)
ウッテンやマーカス・ミラーはほぼ垂直進入。

内側に向けることに依って、ボディに上腕を乗せても手首の角度がユルクなるんだけど、指の長さが違うことによって上手く調整しないと音のバランスが悪くなるんだ。

さて、さて、、今の悩みはこんなとこです。もちろん、お店も売り上げもね!!!(^^;)